やまへー的環境論 ~冬にスイカ?篇~ 新シリーズ「やまへー的○○論」最初は「環境」をテーマにしました。皆さん、クリスマスにケーキは食べましたか?僕も食べましたが、クリスマスケーキって苺がのっているものが多いですよね。おかしいと思いませんか?苺の旬は、初夏のはずです。では何故、クリスマスに苺が食べられるのか。ビニールハウスで栽培しているからなんです。苺は初夏が旬の野菜なので、冬の気候では育ちません。そこでどうするかと言うと、ビニールハウスの中を暖房するんです。しかも、冬の日照時間は短いので、それを補うために照明もつけています。インターネットで調べたところ、旬の時期の苺は1kg当たり419MJ(MJは熱量(エネルギー)の単位)で作れるのに対し、ハウス苺は1kg当たり6574MJもかかるそうです。これをテレビの視聴可能時間に換算すると、旬は42.4日、ハウスは659.8日、その差はなんと617.4日にもなります。こんなにエネルギーを浪費してまで、冬に苺を食べる必要があるんでしょうか?冬にスイカを食べるのは、違和感がありますよね。苺も同じではないでしょうか?トマトも・・・。最後に、所ジョージさんの発言を紹介します。「所さんの目がテン!」という番組で年末に「2007年十大科学ニュース」というのをやっていたんですが、その2位か3位くらいに「地球温暖化問題」が選ばれていました。そのときの所さんの発言「冬に苺を食ってるやつがこんなこと言ってちゃいけないよね。冬に苺は食べたい、でも地球温暖化には反対。これはおかしい。」うろ覚えですが、こんな内容だったと思います。僕もその通りだと思います。読者の皆さんも、ちょっと考えてみてください。※「やまへー的○○論」は文字通り「やまへー的」な視点で書いています。ですので、人によっては意見が違う場合もあると思います。広い心で見てやってください。感想、批判等、コメントにて受け付けています。 PR