ハリー・ポッター 一昨日、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の映画を観てきました。うーん・・・。つまらんことはないんですが、小説版を読んでいる僕にとっては、物足りない映画でした。ここからは、ネタバレになる可能性がありますので、「続き」に書きます。 僕がこの映画で一番不満だったのは、「端折り過ぎ」と言うことです。僕が気付いただけでも、・冒頭の省略・ムーディ一団がプリペット通りにハリーを迎えに来たときの台詞や行動の省略・グリモールド・プレイス12番地での細かい設定の省略(玄関では声を低くしなければならない、クリーチャーについて、ハリーがシリウスなどから“騎士団”について聞かされるときのシチュエーションの変更、などなど)・ロンとハーマイオニーが監督生になったという設定の省略・ハリーの尋問の朝の会話の省略・魔法省でのハリーとウィーズリーおじさんの会話の省略・魔法省でファッジとルシウスが話している場面があったが、何の説明もないので、本を読んでいない人は分からないのでは?・ロンの兄、パーシーについての話が全削除・ルーナと出会うシチュエーションの変更・クィディッチに関する話の全削除・ハリーとチョウの恋物語のいろんなところが省略・ウィーズリーの双子の悪戯の殆どが省略、ホグワーツの去り方も変更・ハリーのインタビューが「ザ・クィブラー」に掲載された話の全削除・進路指導の話の全削除・DAのバレ方の変更・原作ではDAメンバー全員が罰則を受けているわけではない・DAの熱くなるガリオン金貨の省略・DAの名簿にかけられた呪いの省略・ハグリッドの戻ってきたときのシチュエーションの変更、ハグリッドの授業シーンの削除・OWL試験の殆どのシーンの削除・ハグリッドと助けに行ったマクゴナガル先生がアンブリッジ一味に襲われるシーンの削除・神秘部へハリーたちが行くという、最も重要なシーンの細かい設定の省略、変更などなど・・・、全部挙げていたらキリがないほどです。小説と映画は違うのかもしれませんが、小説を読んで「ハリポタ」を好きになった僕には、かなり不満な内容でした。次回作は観に行かないかも・・・。でも、出演者の人々の演技は、相変わらず素晴らしかったです。(ダニエル君たちは儲けてるんだろうなぁ・・・。)本の内容をイメージしやすくするには最適だと思います。いずれにせよ、ハリポタファンは必見ですかね。 PR